女性ホルモンを女性が注射するとどうなる?副作用は?
女性ホルモンを女性が注射するのはどんな時?
なぜ女性ホルモンを注射するのか?
女性ホルモンの注射は、女性になりたい男性がするものだと思っている人が多いんだそうです。
確かに、テレビでニューハーフが出演すると「ホルモン注射」って言葉が出てきますもんね。
女性ホルモンは女性になる為に注入する物だと思ってしまうかもしれません。
しかし、女性で女性ホルモンの注射を行う人って結構多いんですよ。
なぜなら、女性ホルモンは日常生活や加齢により、バランスが崩れたり、減少して行ってしまうのが現実。
そんな不足した女性ホルモンを補う為に女性ホルモン注射はあるんです。
どんな女性が注射が必要?
どんな女性がホルモン注射を行うのでしょうか?
・更年期障害
更年期障害の治療にホルモン注射が使用されるそうです。
女性が更年期に入ると女性ホルモンは急激に分泌量が減少。
不正出血やのぼせ、冷え、尿漏れ、精神不安定などの心身の不調が現れてきます。
こういった更年期障害の症状がひどい場合には、症状緩和の為にホルモン注射で治療を行うそうです。
・不妊治療
不妊治療にも女性ホルモン注射を投与する場合があります。
ホルモンバランスが乱れる事で妊娠しにくくなっている体内環境を女性ホルモンを注射して治療するそうです。
女性ホルモンの注射に副作用は無いの?
女性ホルモンを注射することで女性ホルモンの補充は行えますが、その反面副作用もあるそうです。
ホルモン注射を行う場合は、副作用について理解し、お医者さんとしっかり相談して行う必要がありますね。
体調不良
副作用として下痢、吐き気、頭痛などの体調不良が現れるそうです。
他にも、発疹、むくみ、食欲不振、めまい、肩こり、発汗、発熱などの自律神経失調症のような症状がみられる事も。
ガン発症の可能性
乳ガンや子宮ガンのリスクが高まる可能性もあるそうです。
女性ホルモンを注射する場合、リスクには注意しながら施術は行われるそうですが、過去に乳ガンを患ったことがある人は再発リスクが高いため、注射は受けられません。
重篤な病気の可能性
肝機能障害や心筋梗塞などの重篤な病気にかかりやすいリスクもあります。
その為、女性ホルモンを投与する場合は、半年に1度くらいの割合で血液検査を受ける事が進められているそうです。
副作用を伴う女性ホルモン注射
投与を考える場合は副作用をきちんと納得した上で決めましょう。
一旦投与してしまうと、辞める時にも副作用が出るそうです。
簡単な気持ちでは行わないように自分としっかり相談してくださいね。